梅郷痛みと内科のクリニック|野田市山崎の麻酔科(仲田 房蔵)、内科、脳神経外科、整形外科、リハビリテーション科|ペインクリニック

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帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛で困っていたら

小児が水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染すると水痘(水疱瘡)になります。
水痘は高熱を伴う全身にやや大型の水泡を形成して改善します。
その後ウイルスは顕性、不顕性にかかわらず、全身の脊髄神経節に潜伏し潜在感染の状態が続きます。
数十年後、加齢による免疫力の低下や過労をきっかけに水痘・帯状疱疹ウイルスは活性化され、体表面に向かう知覚神経に沿って皮膚に移動し、表皮、真皮、知覚神経の終末を障害します。

このような再帰感染がおこると、知覚神経に沿ってまず強い痛み、次いで紅斑、水泡が出現します。
体幹では片側性に帯状に体の半周を取り巻く皮疹(水泡)を形成することが多いので帯状疱疹の名称で呼ばれています。
多くの場合、3週間程度でかさぶた(痂疲)となって治っていきます。

しかし、帯状疱疹ウイルスの神経損傷により慢性的に特に高齢者で不快な痛みを残す場合があります(帯状疱疹後神経痛:PHN)。
PHNは障害された神経支配領域に沿ってうずくような、焼けるようなビーンと走るような痛みが出て不快感で眠れないこともあります。
下着や風に当たっただけでむずがゆさを感じたり、痛みに異常に過敏となりイライラしたり逆に感覚がなくなることもあります。 PHNの痛みは何かに熱中していると忘れていたり、熱い風呂で温まると痛みが軽減することも特徴的です。

急性期の治療はウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬と、痛みの治療に抗炎症性鎮痛剤と神経ブロックを行うと眠れない程重症の痛みは明らかに軽減します。
発熱、頭痛、耳鳴り、難聴、角膜炎、顔面神経麻痺などの合併症が重篤であれば、入院治療が必要なことがあります。
PHNはプレガバリン、ガバペンチン、抗うつ薬、抗痙攣薬、鎮痛薬などさまざまな薬物を用いても難治性で痛みが緩解できないことがよくあります。
その様な時に神経ブロックが効果を発揮することが多々あります。
しかし、特に顔面、頸部、胸部にできた帯状疱疹の痛みに対する神経ブロックは呼吸循環内分泌系などに与える影響が強く出るため、ペインクリニックの正しい訓練を受けた医師でなければできません。

帯状疱疹の痛みで眠れない方や、PHNで困っている方は遠慮せずに当院にご相談ください。